2018/04/08 タックル リールのベアリング!入手方法、交換、追加、メンテまで全部まとめ。
どうもゆるりです。
只今リールメンテのバイブル作成中です。
今回はベアリングについて。
高級リールほどベアリングの数が多い。
言わずもがなですが、巻き心地に直接的に関係するパーツ。
ってことで安いリールもカラーをベアリングに変更してBB追加カスタムするわけです。
以前にもベアリングについて書いたけど、購入方法とかメンテの仕方とかシールドの外し方など、がっちり書いてみます。
まずはベアリングの入手方法。
ヘッジホッグやZPIの高級ベアリングを買うかミネベアで買うのが無難なところ。
ヘッジホッグ、ZPIのベアリングセットは確かによく回ります。
当たり個体ってやつを選別してるのかも。
BB追加カスタムセットを買えばサイズを調べる必要もなく楽ですしね。
ただ値段が高い。。
リールの数が少なければいいけど、数があると財布によろしくない。
ゆるりのおすすめは断然ミネベア。
ノギスで内径(穴の大きさ)、外径(直径)、高さを調べて購入ですね。
まずヘッジホッグやZPIと比べて安い。
ベアリングのシェアは世界1位。
信頼と実績のミネベアでございます。
かなり稀にハズレ個体もあるかもですが、値段の違いを考えればぜんぜん経済的です。
よければ過去記事もどうぞ。
ベアリングのシールド有りとシールドなしの違いについて。
シールドの有無はゴミの混入を防ぐというのも有りますが、リールメンテの場合はグリスやオイルの持ちの違いの方が大きいです。
ゆるりはシールドなしのオープンタイプ派。
シールドがあると脱脂するのも面倒なので。
まぁ、お好みでOKです。
当然だけどオイルやグリスの持ちはシールドタイプの方が良いですよ。
ベアリングのシールドを外す方法。
一応書いとこうかと。
写真の箇所。
シールドを固定してるピンの繋ぎ目を裁縫針で持ちあげるとブルンッて感じでとれます。
ピンがとれたらシールドを外す。
戻す時は逆の手順ですが、ピンが飛んでいかないように注意ですね。
脱脂する時はシールドを外した方が確実。
つけたままだと古いグリスが抜けるのに時間もかかるし、たぶん少量は残ってしまうかと。
買ったばかりのベアリングでもまずは脱脂&グリスかオイル。
ゆるりの場合はパーツクリーナーに漬け置きでしっかり乾燥させます。
重要なのはしっかり乾燥の方ですよ。
あ、オイルもグリスも入れてない状態では回しちゃ駄目です。
すぐゴロゴロしちゃうので。
パーツクリーナーだと速乾性なので白い粉が残るらしく、ライターで炙ってゆっくり乾燥させる強者もいます。
ゆるりはそこまで徹底しないけど、気になる方は試す価値有りと思います。
乾燥しきったら柔らかめのグリスを塗布。
ベイトリールでスプールを支持するベアリングにはオイルですね。
ゆるりだと基本的にはスーパールーブのグリスをオイルで割って柔らかくして塗布。
スプールを支持するベアリングにはIOS01ですね。
オイルとグリスは好みです。
よくわからなければ上記で充分にいい感じに仕上がりますよ。
ゆるり的にひじょうにおすすめ。
最後にまとめ買いしておくべきベアリングについて。
4×7×2.5このサイズです。
これダイワとシマノのハンドルノブとシマノのラインローラーに使われてるサイズのベアリング。
もっともサビがくる2箇所のベアリングですね。
4000番以下のシマノのスピニングリールのラインローラーは全てこのサイズです。
ダイワのラインローラーは少し違いますよ。
ここだけは、サビがきます。
海水が当たるので多分どうやっても防げないかと、まとめ買しておいて損なしです。
逆にメンテさえしっかりしてあげれば、リール内部のベアリングが痛む事って少ないのです。
ベアリングについて知ってること全部書いてみました。
専門家じゃないので完璧ではないと思いますが、これだけ知ってればリールメンテで困ることもないハズ。
巻き心地やドラグの出方、ラインローラーは糸よれにとベアリングがダイレクトに関係するので、メンテとベアリング追加はした方が良いかと。
あ、お決まりのやつですがリールメンテと改造は自己責任でお願いしますね。
参考になれば幸いです。
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