前回に引き続いて、PCネタを。PC興味ない人はスルーでどうぞ。

グラボの交換はPhotoshop、Illustrator、DPPなどの動作改善に、トリプルディスプレイは作業スペースの確保に。
今回は本命の起動ディスクをSSD化して全体的に高速化させる。

SSDっていうものはソリッドステートドライブの略でザックリいうとHDDの進化型。

特に最近のものはHDDより読み込みも書き込みも圧倒的に早いのでPC自体の起動も、アプリの立ち上げも、体感的にはほぼ全てが速くなる感じ。HDDみたいに回転させないので音も静か。

いつだってPCが大きく変化するタイミングってのがあリますよね。
以前よりコアの数が増えた、32bitから64bitになった、sata2からsata3になった、usb2.0からusb3.0になったなどなど。
最近のPCが圧倒的に速い理由の大きな要素のひとつがこのSSDでっす。

以前は高額で見送ってきたんだけど、ここにきてSSDの価格も十分に手の届く範囲内になったんでOSを換装してみた。

購入したのはSanDisk SSD UltraII 240GB。

240GBで13000円くらい、本当安くなった↑
読み出し速度550MB、書き出し速度500MB。
他にこの価格帯で速度もあって有名なSSDは、Samsung とCrucial それにA-DATA あたり。自分は一眼レフで馴染みの深いSanDiskを選びました。

取り付けに関してはHDDよりサイズが小さいので、マウンタが必要ってことくらい。

各社からSSDマウンタってのが発売されてるけど、固定されてりゃいいんでしょってことで雑に自作しました。

グラボ交換のときに余ったパーツをくっつけてみたら、ほどよい高さになったんでこれに軽く接着剤つけてSSDを固定。我ながらあまりの雑さにびっくり。w

取り付けてみた。まぁでも雑さのわりにはいい感じでしょ、これでMacに認識されました。
さてさてこっからですよ、慣れない人にはしんどい作業SSDにOSの換装。といってもWindowsに比べたらMacは楽なもんです。

SSDにMacOSのインストール手順。

1.現在のベンチマークをとってどれくらいの効果がでるかわくわくする。（しなくてもよい）
2.新しいSSDをディスクユーティリティでMac OS拡張（ジャーナリング）にフォーマットする。
3.現在の起動ディスクのデータを新しいSSDに復元する。
4.MacのPramをクリアする。
5.TRIMを有効にする。
6.交換後のベンチマークをみて喜ぶ。（しなくてもよい）


1と6はしなくてもいいですがした方が楽しいw
どうせやるのなら楽しまないと損、ある意味1番重要。
ベンチマークはこれ使うと便利。

2〜4はこちらのブログがいい感じで詳しく説明されてるので良いと思います。完了したらもどってきて、自分で書くのしんどいw

で5だけ自分で書きますw

TRIMってのがあるんですが、これアプリ使って有効にしてあげないといけない。

ちなみにTRIMはざっくりというと速度低下をおさえる機能のこと。

やり方は非常に簡単。Trim EnablerをダウンロードしてTRIMをONにするだけ。

これでOK!
確認はシステム情報のSATA/SATA Expressの項目、交換したSSDを選択してTRIMサポートが「はい」になってれば有効化完了

以上でSSD化は完了。あとはベンチマークを見比べて楽しみます。


こっちがHDD起動のベンチマーク。

すげー遅い。
車で言ったら20キロくらいのとこでしょうか。

こっちが換装後SSD起動のベンチマーク。

SSD換装で数値だけで言えば約6倍の高速化。
体感的にも旧型Macでまだまだいける感がすごい。

2008MacProはsata2なんでSSDの性能全部は引き出せないけど、以前と比べて爆速になったって言えるレベルにサクサク起動、アプリの立ち上がりも、読み書き共にかなりの高速化。いちおう車でいうと110キロ出るようになった感じ。w


ついでにsata2をsata3に変換して、さらに高速化できるアイテムないかとさがしてみたらやっぱありましたねー。Velocity Solo x2 。SSDの性能ほぼ全部使えそうwただちょっと高いのでこいつはまた気が向いたら。

感想としては値段も手頃になったし、旧型PCはMac,Windows関係なくSSD起動に換装したら、いままでとは別物くらいに快適に使えると思いますよ。

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